最近のSNSなどに思うこと

みんなご苦労さん。
気がついたらもう2024年だ。
そう、もはや前回より1年経っている。。。

そんなの気にせず、マイペースでまた久しぶりに始めまーす!

最近のSNS界隈について思うこと

この令和の時代にSNSをやってないとやばいとかなんだとか。。

SNSについて黎明期が過ぎ去り多くの様々なSNSが存在し、そして今や大手SNS同士が機能のパクリ合いをしているような今日この頃。

ショート動画なぞ最たるもので、各SNSごとで名称は違えど今やほぼ全てのSNSに機能として自実装されてますもん。

そして特にここ最近ですね。

SNSの使い方に関して(ビジネスでね)結構思うことがあって。

例えば、

「今の若い子はSNSで情報やモノを探したり買ったりするのでGoogle検索など検索エンジンやWEB広告集客などはどんどん意味がなくなってくる」

こんなことをいう業者やマーケターなどの方が数年前からどんどん増えてきていて。

その方達は自分のインプなどを伸ばすために本当のコンテンツからキャッチーで刺激的なところだけを切り抜いたキャッチコピーとして展開してる方ももちろんいるんだけど。

んでまあ何が大変てこのようなキャッチコピーをマルっと鵜呑みにして

「うちもインスタやりたいっすー」

とか

「Google検索ってもう意味ないんでしょう?」

などなどうちの会社に相談に来る迷える子羊さんが結構いらっしゃるのでここらで一つ、この場を借りて現状の僕の意見としてとりまとめておこうかなと思い今回はこのテーマで行きますよっ。

今のSNSってこういう位置付けだよ

僕自身もX(旧Twitter)でも以前こんなツイートを配信しているのですが(トゲありすぎでいつも怒られないか怯えてる)、僕の今のも昔もSNS界隈の考え方としては、

若い子たちはGoogle検索などを使わなくなったのではない。
若い子は今存在するさまざまな検索チャネルをその場ごとに上手に使い分けてるだけである。
そう、我々が思う以上に上手にである。

要は

「今の若い子は何かの情報を得たいときにSNSも使うしGoogle検索も使うしぐるなびも使うしGoogleマイビジネスの口コミやレビューも見る」

ということ。

例えば、若い女子が初めて行く駅でおしゃれなカフェを探す時。

これはおそらく皆さんも想像する通りインスタやTikTokでまず探す。

んでその後Googleマイビジネスなどで地図や口コミもここでは確認し来店する、というパターン。

今度は若い男子が彼女と記念日で少し高めのお店を探す時。

今度はまず食べログやぐるなびなどで探し、次に実際にSNSなどで投稿を探す。

上記はあくまでいい加減な例えばの例ですが、若い世代は単にSNSだけで情報を得ているわけでは決してなく、

自分のその時の状況や環境、場所や時間などによって最適な情報収集チャネル(SNSやGoogleなどね)をおじさん達がびっくりするくらい上手に使い分けて、その上で自分にとって最適な情報を得る力を持っている、

ということですね。

電子書籍の台頭時を思い出す

今までは主にGoogle検索や情報ポータルサイトがメインだったけどそこにSNSというチャネルが途中参加したということで、さらに言えば何かにとって変わったわけでもなくあくまで追加で参加した、といいうことっす。

なんかこういう強烈なインパクトがあるツールが出てくると「何かに取って代わる」「これからはこれ1択!」とかになっちゃって。

なんか一昔前の「本と電子書籍」の時みたいに

「これからはもう電子書籍だー」

など結構騒がれたけど、結局みんな使いながら慣れていく中で

「シーンや好みに従って両方使えばいいじゃーーーん」

って感じでうまく着地したでしょ。

だからこそビジネスで大事なこと

そしてこの中で。

ビジネスとして発信側が強く認識していなきゃいけないことは、

「若い世代は情報やモノを探す力に圧倒的に長けていること」

をしっかり意識することだと思います。

その上でWEBマーケティングで大事なのことは

「若い世代が自分の商品やサービスを探す際(発見する際)にどのようなチャネル(SNSとかGoogleとかね)で探し(発見し)どのような情報を求めているか、をしっかりとじっくりと想定しPDCAを回す」

に尽きると思います。

ポイントは自分の商品やサービスの内容やストーリー、価格など全てをまず深く掘り下げること。

そしてどのチャネルでフックになり、もしくはアトリビューションも獲得できるか、と考え抜くこと。

大体が自分思っているサービスやモノがそもそもSNS向きではなかったらそこに力入れる意味ないじゃないっすか。

そこの考えまでいかなかった人が

「今時SNSをやらなきゃやばい!」

「SNSをやれば売り上げもブランディング力ももびるんだろー?」

とのことで相談いきたりするのでまずはそんな方には

「まずは落ち着いてー」といつもお声をかけております。

最後に一言言わせてもらいますー

最後に一言言わせてもらいますが。

ええ、いいますよ、僕ははっきりと。

「SNSは絶対的な物では全然ないし、あくまでマーケティングや広告の一つの手段でしかない」

ということ。

しょせんSNSっす。
たかがSNSっす。

そもそも知り合い同士や知らないもの同士がコミュニケーションを取り情報を共有して楽しむために生まれたツールじゃないっすか。

ワードプレスも元々ブログを書くためのツールだったけど、なんか急にホームページを作るためのCMSとして「ホームページ作るならこれが正義!」ってなってるのと一緒な気もして。

SNSとは大勢が熱心に投稿を毎日見ているような感覚さえ持っている人もいますが、人はそんなに暇ではありませんw

自分がSNSを見ている熱量と同じ熱量の人が見ているという錯覚もよくある危ない勘違いだと思ってます。

SNSは当然使い方次第では大きな利益をもたらすこともあります。

でも確率的に継続という意味でも結構少ないと思います。

色々な戦略や広告をかけている中での商品を、SNSのフォロワー数や反応だけを見て「これはSNSで売れた!」とかよくある勘違いパターンで。

もしちゃんと解析するのであればアトリビューションまで考えていかないといけないとも思います。

そして商品自体が本当に力を持っていれば、自社アカウント以外で自然に勝手に拡散されていくので。
UGCマーケティングですね要は。

サービスなどがSNSに向いている向いていないも当然あるので、全職種の人が気合い入れてやる物ではない、ってことっすね。

そしてこの令和の時代でもSNSもGoogleも色々なチャネルも全部大切で、いかに自分思っているサービスなどがどこが向いているかどうか探し出すこと!

まずはとにかくこれに尽きる。

以上!!

次回は今の時代のSNSの運用方法などはなしちゃおうか、と考えてますのでまた次回。