うちの会社は11期(+4年)を迎えました

またおよそ1年ぶりのブログ。まあみんな気にすんな。

皆様のおかげです。

おかげさまでうちの会社は12月で11期目を迎えました。

個人事業主として約4年、その後法人化し11年目。

合わせておよそ15年。

ここまで経営をし続けてこられたのも、うちの会社を信じさまざまな仕事を発注していただいているクライアント様方、そしてうちの会社を支えてくれているスタッフたちのおかげであることを毎年この時期になると特に痛感します。

実は大きな決断をしていた前期なのです

今だからぶっちゃけると、昨年度(前期)の10期目は実は大きな決断をしました。

その決断とは、

① 事業をシンプル化すること

② 地域貢献事業から軸足抜くこと

前期はこの2つを約1年かけて実行した期でありました。

でも地域貢献事業と多事業展開は、ご存知の通りうちの会社の非常に大きな特徴であったはずなのに、何でこんな決断をしたかというと大きな一つの要因として、「息子が18歳になった」ことでして。

決断をした理由。それは息子。

実はオプティという会社(個人の時も法人化してからも)は、僕自身が当時3歳前後の息子を一人で育てるために作った会社なのです。

男一人が子供を一人で育てるにあたり、どこかの会社で社員などで僕が雇用されてしまうと時間に拘束され、子供との時間が取れなくなってしまいます。

そこで僕が当時選んだ道は「家でもできる仕事で独立すること」。

そして独立するにあたり、徹底的に目指したのは「潰れない会社を作る」ことでした。

この目標はそれはもう必達事項で、この必達目標を毎年達成するためには当時からそりゃ当然無茶もしましたし、ゴリゴリ押し込んだこともたくさんありました。

作った会社が潰れて仕舞えば結局どこかの会社で雇用されて朝早くから夜遅くまで時間を拘束されてしまいますから。

要するにうちの会社は「息子を育てるため」に作ったようなものなのです。

父子家庭でも子供にはできる限り寂しい思いをさせないために。

父子家庭だからと金銭的にも後ろ指を刺させないために。

そしておかげさまで何とか事業も継続することができ、子供中心の生活を送りながら、息子と過ごす時間も多く取ることができました。

新たな決断。

そんな息子がもう18歳になりました。

そしてそのタイミングで「潰れない会社を作る」という必達目標から抜け出すことを決めたのです。

要はリスクを取れるようになった、ということかな。

今までも当然、若い会社でしたからリスクは恐れずとってきましたが、これからは「どうすれば潰れないか」をメインに考えてきたことを「どうすれば利益を多く出していけるか」に変える、というイメージですね。

(会社なら当然のことなんですがね)

中小零細企業がを利益体質にしていくにはある程度リスクを取っていくことは必要だと思っています。

ただやはり10期目のこの急ハンドルは会社にとっても個人的にも当然さまざまな角度からそれなりのダメージはありました。

(まだ完全にハンドル切りきれてない部分もありますが。。)

特に事業をシンプルにすることで当然売上にも直結するし、人との関係もかなり調整が必要でした。。

でもなんとかやり切った。

さあ、やるぞ。

そして今日から今期11期目。

今期は10期目で変化に向けて傷を負いながら必死で準備したことを、一気に実行に移す期となり、この決断が会社にとっても良き決断であったことを、内外ともに示す期になります。

シンプルにいうと、今まで15年間積み重ねてきた実績と信頼のマネタイズ化。

大きな変革の実行を行う今期は今までと違い、きっと一筋縄では決していかないでしょう。

くっそ苦しい戦いになることはもう目に見えてる。

でも奇しくも今年は「巳年」で年男。

ビジネスという戦場で自ら前線に立ちブンブン武器振り回して自分中心に暴れまくってやろうかと。

こういう時こそ社長自らが誰よりも血を流して活路を作らなきゃいかん。

父親の背中、まだまだ見とけよ息子。

なので今期は今までに比べてさらに歯ぁ食いしばって頑張っていこうと思います!

いつもお世話になている方々、今期もどうぞ株式会社オプティと渡辺浩司をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年12月2日