成城大学の学生が取材にやってきた

目ヂカラ社長

本日もお疲れさーん。
選挙関係でめっきり忙しい俺様だ。

今日はちょっと珍しい取材のご報告だぞ。

6月某日。
足立区のおじさん1匹 vs 成城大学の女子大生4人によりとある取材が弊社内で行われました。

この異様な組み合わせのきっかけは1通のメールから。

今回取材にいらした成城大学経済学部の学生さんたちは

ゼミ活動の一環として、足立区における民間での独自のコロナウイルス感染症対策コロナ禍での市民の生活を守る対策というテーマについて研究を行っている

んだって。

んでその研究の中で、

コロナウイルス感染症への対策と並行した、商店街やその他の店舗の収益維持のための売上対策や、街の活性化に関する理解を深め、他の区なども参考にしながら、どのような感染症対策や市民の生活を活性化させる取り組みができるのか考えたいと思っております。

とのこと。

そこで、昨年の年末に地域活性化活動で実施した「ポータブル手洗い機の設置」や地域の飲食店たちへの「抗菌&坑ウィルスコーティングの無料施工」、「オリジナルパンフレットの配布」などの地域貢献活動を行なっている私にぜひ取材を行いたい(←嬉しいじゃーん)、との依頼があり、僕ももちろん快諾しこのような取材が先日行われました。

ポータブル手洗い機の設置はこちら↓

うんうん。

よくわかってんじゃなーーーい。若者たち。

でも実際こんなおじさんが出てきてさぞガッカリされたでしょうよ。。。。

設置のきっかけから反響、今後の展望などいろいろたくさん話すことができ、また頭のいい学生さんたちのなので僕の拙い日本語でも上手に理解してくれたとは思います(←結構要所要所で噛んだ)。

さて、インタビューでもこの話になったけど「地元の民間企業が行政に頼らず自分たちの力で地域活性化活動を行なっている地域が調べた限りなかった」と大学生たち。

そうね。こんな奇行に近いことする人ははなかなかいないと思うよ。。。

まあ、だからあえてやるんだけどね。
したら「あ、この活動いいな」って真似してくれれば嬉しいじゃない。

そして取材中、学生さんから

「どうしてこんな(大変で誰もやならい)活動をするんですか?」

って聞いてきたのでこのような答えを(←これ結構聞かれるんですよー)。

ここ大事だぞ!

理由というかそもそもね。
「こんな大変なことなんでー?」と思って聞いていると思うんだけど。

でも意外と「大変そうだし普通できないよ」などのこのような企画や活動って実は「大の大人2,3人が一生懸命やれば実現できる企画」なんだと思うんです。

僕は「大の大人2,3人が必死になればできない事なんてなかなかない」と心から思ってて。

でも意外とみんなこれに気づいていなくて。

だから最初からできないと決めつけず、やってみようという意思を持つならばみんなも是非まずは行動してみてください。

手洗い機設置の企画時の僕のキモチ

でももちろん最初からこの企画がうまくいくわけもなく。

最初は行政や商店街を巻き込んでみんなで一緒に、とか思っちゃてたんだけど。

ポータブル手洗い機の設置の資金と設置を相談した行政には「一切金は出せない」と断られ(←じゃあ自分で用意するわい!)、商店街からは設置されると管理とか色々大変だからこまると断られ(←ワオ!)。

変化することを怖がり新しいことに挑戦することを選ばない保守的な方々がまだまだいるんだよね。

でもね。
この「前例がない事態」には「前例がないやり方」で対応しなければ乗り切れないと思ってて。

なので、こういう考えにサクッと切り替えました。

小さな商圏の中でみんなで経済を回し、国や都、区などの行政に頼らず自立した《コロナに負けない》エリアとして、地元の民間企業だからこそできるスピード感と力強さ、連携力で強い地域づくりをしていく。

要は最初から行政などのサポートを頼りにするのではなく「自分たちの街は自分たちで」ということ。
その中で行政などが運よくサポートしてくれればラッキー!っていうイメージ。

まあその後、こういう動きがこのコロナ禍以降、町単位で必要になってくるだろうと僕は思っていて。
まあ一種の地域コミュニティだよね。
(なので今、地域コミュニティづくりを進めていたりしています。)

そしてまずは「コロナに負けない町を出現させる」という気持ちのもとに、自分たちの力で商店街に手洗い機を複数設置する、という無茶な企画を進めたわけですね。

人を助けるには自分の身を切らないと。

さらに人を助けるにはお金と力が必要。

理想や気持ちだけでは人を助けることはできない。

そして、多くの人はここで止まる。

そんな中、僕のこの活動のために資金も知識も気持ちよく支えてくれた数人の素敵な大人たちがいたおかげで無事、企画を着地させることができました。

まずはやれる人が一生懸命やればいい。

それが事例となり、今度はそれを見て背中を押された人たちが増え広がっていけば嬉しいですねぇ。

さてさて、

この異様な雰囲気というか絵面の中、取材は1時間ほどで終了。

研究の成果はゼミ内及び他大学との合同ゼミナールにて報告し、また、研究成果をまとめた冊子を作成する予定、とのこと。

こんな取材でよかったのかなー、と思いつつ。

なぜかこの企画が思わぬところで認められたことが嬉しくて。

早めに仕事切り上げて帰りましたとさ。

では。